『プレバト!!』でたまに出てくる【擬人法】(ぎじんほう)。
(※テレビでは「擬人化」と言っていましたが、擬人法の方が一般的に使われてるっぽいのでここでは擬人法で説明しますね。)
擬人法とは物や自然現象に人間の感情や行動を持たせる技法です。
情景が生き生きとして読者に強く印象を与えることができるそうですが、難しそう💦
『プレバト!!』では、擬人法を使って夏井先生に怒られてることが多いような・・・。
なんかあんまりうまくいってる記憶がないんですよね💧
つまりは、山とか川とか海とか風とかが感情があるかのように人間っぽい動きをしてるってことですよね?
「まるで○○が~○○みたい」って感じでしょうか。
やはりなんとなくで使うには難易度が高いですね。
夏井先生も失敗した擬人法を陳腐だって怒ってましたし…。
擬人法の注意点についてはこちら👇のことが書いてありました。
シンプルで詩情に富む俳句向きの修辞技法と言えますが、既出の用例が多すぎるために陳腐化しやすい傾向があります。
俳句大学
加えて、用言特有のデメリットを伴うため、文意が意図しない方向へブレてしまうリスクも生じます。
擬人法を使った句に、こちらがあります。
与謝蕪村
春雨や ものがたりゆく 蓑と傘
この句では、「蓑」と「傘」に擬人法が使われています。蓑も傘も物ですからね。
この句について調べたんですけど、蓑と傘の二人の関係は色々な解釈がありそうです。
「春雨や ものがたりゆく 蓑と傘」をより詳しく説明したのがこちら👇
擬人法を使うにはかなりのテクニックが必要ですね。
古くさい表現や使い古されたイメージは避けて、新鮮でユニークな表現を心がけ、読者が「おっ!」と驚くような、予想外の比喩を使うことがポイントです。
サイズがコンパクトで気軽に持ち運びできる歳時記です。
季語が約1000(傍題約2200)が掲載されています。