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『プレバト!!』から学ぶ俳句の基本|【破調】とは?

破調 俳句用語

『プレバト!!』でもよく出てきますよね。【破調】(はちょう)。

破調とは、伝統的な俳句の定型である「五・七・五」の音数を意図的に崩すことを指します。


俳句は通常、五音、七音、五音の合計十七音で構成されますが、破調の俳句ではこの形式を守らずにリズムや表現の自由度を高めるために音数を崩します。
「字余り」や「字足らず」などのことですね。

ところで、破調について調べていたら関連して自由律俳句というものも知り、そちらもちょっとだけ調べてみました。

自由律俳句は、伝統的な「五・七・五」の形式にとらわれないだけでなく、季語も必須としないという特徴があります。
俳人はより自由な表現を追求することができます。

5・7・5を気にせず、季語もいらない…

もうなんでもありじゃん😅

そういえば教科書にいくつか載ってた記憶が💦
昔過ぎてあいまいですが有名な句がいくつかありますよね。
『プレバト!!』の俳句としては認められなさそうですが、おもしろい俳句もたくさんありそうなので今度調べてみます!

『プレバト!!』では立川志らくさんはほとんど破調の句の印象があります。
あまりにも型と違うとモヤっとしてしまう💧
前に夏井先生に基本の形で作ってみてって言われてましたよね。

破調の句で私でも知ってた句でこちらがあります。

小林一茶

雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る

この句は5・8・7の句ですね。
この句は、私でも知ってました!😊
小林一茶の俳句の中でも特に親しまれている作品で、庶民的な視点と温かみのある表現が特徴の句ですね。

「雀の子 そこのけそこのけ お馬が通る」をより詳しく説明したのはこちら👇

破調の俳句は、伝統的な「五・七・五」の形式を意図的に崩してリズムや表現の効果を追求するものですが、季語は保持されるのが一般的だそうです。
季語があることで、俳句の持つ季節感や情景描写が豊かになり、読者に伝わる情感も深まります。

今回は、破調や自由律俳句について触れましたが、やっぱり私は、5・7・5の定型で季語もきちんとある俳句が好きです😊

特に自由律俳句なんて、偉い先生が「すばらしい!」って言えば「あ…、そうなの?」ってなりそうで😅

👇夏井先生のYouTubeチャンネルです。
無知な私でさえ聞いたことのある高浜虚子の名前が出てきて、夏井先生との関係に驚きました。
あと、梅沢富美男さんが褒められててなんだかうれしかったです😆

『プレバト!!』の裏話が聞けてうれしいです😊
結構色々言われてるみたい…大変そう💦

『プレバト!!』を見て俳句に興味を持った私としては、俳句の初心者として必要なのは、まず俳句の楽しさを知ることだと思います。
そこから読む力、作る力を身につけていく為には夏井先生の本はぴったりですね!
この本は『夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業』の続編になります。