8月13日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
点数、査定結果など<前編>はこちら👇
テーマは「花火大会」です。
テレビで発表された順にいきます😊
エルフ・荒川 「黒髪を 赤に染めあげ 揚花火」 4位
”営業で花火大会を見る仕事があった。隣で一緒に見た人の黒髪が花火で赤くなっていた”という句。
季語【揚花火】[夏]
揚花火:打ち上げ花火
ジュニアさんが”全くわからない。ただただ美容室に行ったあとの花火大会”だと😅
●夏井先生の解説✏️
・多分この人は揚花火が黒髪を染めるかのような⋯と書きたかったと想像した。
・その発想自体が大変陳腐。
・本当に見た上でこうなっているのは本当に才能がない。😅
・「黒髪や」と詠嘆して目の前に美しい黒髪があるとする。
・「赤」を「揚花火」に描写にするとなんとかなる。
・添削後『黒髪や 開きて赤き 揚花火 』
・こうすれば「揚花火」が主役になる。
あちゃ~、陳腐って言われてしまいました💦
才能ないとも言われてて、かなり厳しかったですね🥹
ジュニアさんも全然わからないと言っていたし、俳句詠む人にとってはそうとう良くないんでしょうね😅
ちなみに私はなんとなく意味想像できちゃいました⋯。(そして陳腐だとわからず😂)
添削後は、「黒髪や」と詠嘆して「揚花火」は赤で、黒と赤の対比が生まれる⋯のかな?😅
次は3位
ベッキー 「花火の音 くぐりステップ 六歳児」 3位
”小さい頃は花火の音を怖がってた子が6歳になってスキップして花火を楽しめる”という句。
季語【花火】[夏]
ジュニアさんが”大きい花火か持ってる花火をくぐってるのかわからない、くぐるなので持っている花火なのか?”と。
●夏井先生の解説✏️
・ジュニアさんの読み解きがその通り。
・花火という季語にも種類がある。
・「手花火」=線香花火、「大花火・揚花火」=打ち上げ花火となる。
・「花火の音」が優しい音に聞こえるので手花火かなと思うと、「くぐり」があるので「これをくぐる?」となる。
・あなたの思う映像と読み手の映像に隙間ができ始める。
・「の音」を諦めないといけない。
・くぐるかのように=「くぐるかに」
・添削後『大花火 くぐるかに吾子 スキップす』
・こうすると一枚の映像になる。
「くぐるかに」も「スキップす」も難しい~😵
俳句の季語は、ちゃんと意味を調べないとこういう誤解が生まれますね💧
っていうか、大花火をくぐるって比喩がそもそもちょっと違和感が⋯💦
次は2位。
SixTONES・高地 「甚平を 着てく約束 雷の音」 2位
”小学生の時、友達と花火大会に甚平を着ていこうと約束して母親に買ってもらった。行こうとしたら遠くから雷の音が聞こえて花火大会が行われるのかドギマギした気持ち”を詠んだ。
季語【甚平・雷】[夏]
ジュニアさんが、”季重なりだが「甚平」は薄い。「着てく約束」がめっちゃいい”と言ってました。
●夏井先生の解説✏️
・本当に実体験だとこちらにしっかり伝わってくる。
・上五中七の口語のフレーズにとてもリアリティーがある。
・季重なりを成立させるにはどちらかを主役にしてどちらかを脇役にする。
・「甚平」は「着てく約束」に意味の軸がある。
・今鳴ってる「雷」の方が強い季語。季重なりは成立している。
・惜しいのが「音」。雷は基本的には雷鳴、音が基本。
・「雷」と言った時、音はしている。「の音」と書く必要はない。
・添削後『甚平を 着てく約束 雷かすか』
・こういうニュアンスを付けることができるようになったら、あなたは特待生に届く位置にいる。
高地さんが、最後の”雷かすか”の添削の時に、「おしゃれー!」と言って夏井先生が吹き出してましたが、私もおしゃれだと思います!😀
この添削例すごくいいですね~🤩
音がしてる季語の時、”の音”ってしてしまうのって俳句あるあるですけど、してしまう側の気持ちもわかります⋯😅
でも、その分、文字数を使っちゃってるのでもったいないですよね~💧
次は5位。
八嶋智人 「腹にドン! 光遅れて 大花火」 5位
”高橋克実さんに花火大会に連れて行ってもらって初めて真下で見た。光よりも音にびっくりした”という句。
季語【大花火】[夏]
ジュニアさんが”「腹にドン、光遅れて⋯」っていうのが大花火なんですよ”と🤣
●夏井先生の解説✏️
・表現しようという意欲がそもそもない。
・上五中七は大花火のこと。主役がどうのじゃなく「大花火」しか残っていない。
・花火の真下をなぜ書かない。書けば体験したことない人がどんな感じだろうと思う。
・添削後『腸に轟く 大花火の真下』
ジュニアさんも夏井先生もとにかく「大花火」そのままって言ってて面白かったです🤣
たしかに、そのまんま言ってるだけですね😅
「真下」を入れなかったのがもったいないですね~💧
お腹に響くことを「腸に轟く」って書くとすごい迫力ですね。ちょっと怖いけど😅
次は1位です。
世良マリカ 「会議続く ロジックツリー 遠花火」 1位
”コンサル会社で働いていた時、花火を見に行きたいと思っていたが会議で見に行くことができなかった。オフィスのホワイトボードにロジックツリーを書きながら窓の外の遠くの花火を見ている”という句。
季語【遠花火】[夏]
ロジックツリー:問題や課題を分析し対策を考える仕組み
●夏井先生の解説✏️
・必要な言葉が必要な位置にちゃんとある。考えられて作られている。
・「会議」で状況、場所がわかる。「続く」で時間経過もわかる。
・「ロジックツリー」という7音の言葉をそのまま中七に置き映像が切り替わる。
・窓の向こうの「遠花火」で作者の気持ちを色々鮮やかに想像する。
・必要な位置に置かれている、こういうのを俳句と呼ぶ。
「遠花火」って季語がエモいです⋯😚
時間の経過がわかるところや、残念な気持ちも表れてていいですね。
専門用語7文字を中七にすることも、上五が字余りなのも全てが正解って思えてしまいます😌
世良マリカさん、また出てくれるかな?また見たいな😊
最後はジュニアさんの締めの一句。
千原ジュニア 「磊塊の爆ず 洋上の大花火」
”モヤモヤひっかかるものがあった時、篠島ぎおん・野島祭で見た花火でそういう気持ちもどっかにいった”という句。
季語【大花火】[夏]
先生からの一言「さすがのバランス感覚」
磊塊(らいかい):大きな石が重なる様子。転じて心のわだかまり、憂鬱
●夏井先生の解説✏️
・磊塊には意味が3つくらいある。①大きい石が積み上がる②強く怒り嘆き悲しむ③モヤモヤしたしたわだかまりという意味。
・今回は②と③で、花火を見てあっという間に爆ぜ飛んでしまった。ここで一旦意味が切れる。
・それはなぜかというと、広い海の大花火を見たから。と繋がる。
・前半の質量が重たいので、後半も質量を重くしないとバランスが崩れる。
・「洋上」という広い空間の「大花火」とすることでバランスを取っている。
・こう工夫をすることが「大花火」をどう表現するかということ。「腹にドン」とか言ってる場合じゃない。🤣
最後にまた、八嶋さんがくらってました😅
ジュニアさんの句はほんとテクニックがすごいです。
磊塊って言葉、初めて聞きました~😅
ジュニアさん花火大会で気持ちがすっきりしてよかったですね。
見たままを書くとか、あったことを書くとか俳句には色々ありますけど、心の中のことを書くのって難しそう⋯。
次回は1週空いて8月27日です。
『プレバト!!』公式の予告です👇
次回は、
2時間スペシャル「俳句団体戦」!!😀
お題は「大好きな芸能人」😲
ゲストは
<チーム名人>
梅沢富美男さん
千原ジュニアさん
村上健志(フルーツポンチ)さん
中田喜子さん
<チーム特待生>
加納(Aマッソ)さん
三宅香帆さん
安藤和津さん
矢柴俊博さん
とうとう!
フルポン村上さんが出る~!😍
待ってましたよ~!🥰
普通に考えたら<チーム名人>の方が強いはずだけど、どうなるか⋯。
中田さんがなぁ⋯いつも怖いけど負けてるんだよな~🤣
あれ?
<特待生チーム>に蓮見さんがいない⋯💦
めちゃくちゃおもしろいのに~😟
SixTONES・高地さんの俳句からこちら⭐
4サイズ、8カラーから選べる日本製の甚平です👘
くつろぎ着はもちろん、夏祭り、花火大会にも😉



