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【プレバト!!俳句】2月20日<後編>|詳しい解説&感想まとめ

プレバト!!

2月20日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
今回は、びっくりしましたよ~。
3人って!すっくなっ!🙀
昇格試験だけをやるとしても5人とかにならなかったんですかね?💧
せめて永世名人をもう1人増やすとか…。
フジモンを持て余してるような気になっちゃうんですよね😅

前編はこちら👇

テーマは「におい」です。

テレビで発表された順にいきます。

勝村政信 「逃げ水を ながらスマホで 通り過ぎ」

”高校の時サッカー部で外を走っていた。強烈な草の匂いや土の匂いがして、蜃気楼が見えた。蜃気楼が逃水という名前で季語だと知った。それを使って俳句を作りたいと思い街に出たら歩いてる人達がみんなスマホを見てて逃水に気づかない”という句。
季語【逃水】[春]:路上や草原で遠くにあるように見える水に近づくとまた遠ざかって見える現象
昇格試験ポイント:中七下五の展開の是非
特待生4級 1ランク降格→ 特待生5級
先生からの一言「意図が伝わらない」
中田さんが、兼題が「におい」なので兼題から外れてしまったのではないか、「残念でした~」と言ってて結構毒舌だなと😅

夏井先生「これ、ぱっと読んだときに、匂いの情報というのは読み取れないですね。ただ今聞いててなんでそれ書かないのってすごい良いこと言いましたよね。言いましたよね?(しーん)あ、本人はわかってないのか」
浜ちゃん「草の匂いとか言ってましたよね」
夏井先生「それそれそれそれ!なんでそれ書かないのよあんた。だからこんなものあんた、気づいたところでどうするよって話ですよ(中七下五消す)”逃げ水や”って詠嘆しましょう、ね。そしてあなたが感じたのは草の匂いでしょ。なーんで書かないのこの男。”逃げ水や草の匂いの”、強くなるってあんた今さっき言ったじゃないですか。ね。それそのまま”強くなる”って『逃げ水や 草の匂いの 強くなる』って。こうしたら逃げ水のその空気感みたいのを全部パッキングできると。さらに例えばですよ、草の匂いのことを”草の香の強し”、草の香りね。『草の香の強し 逃げ水走り出す』とかやったら2ランクアップいきますよ!とにかく俳句は筋トレなんで、休んではいけません。サッカーと俳句両立して頑張ってください」
勝村さん「申し訳ございませんでした」

勝村さん、降格して後がなくなってますけど…。
また特待生じゃなくなったりして…。成績が不安定ですね~😅

いや~添削後の俳句、難しい💧
文語なんだもん…。なんか文語で俳句作ったら使い方間違えて恥ずかしい思いしそう…。
てか、”逃げ水走り出す”ってどういう意味でしょう?😓
蜃気楼が走り出すって?そう見えるってこと?💦
それとも蜃気楼の中を作者が走り出すの?
えーん、難しいよぅ😭

でも、俳句は筋トレって聞いて確かに!って思いました。
コツコツやってればいつか力がついてくるってことですよね😊
まぁ、私は相当先でしょうけど…。

次は、中田喜子さん。

中田喜子 「殻はぜて 沸騰点の 焼栄螺」

”サザエを焼いていたら殻がポンと飛んできて汁が沸騰しだして溢れ出そう”という句。
季語【栄螺さざえ】[春]
フジモンが音も温度も伝わってくる良い句だと褒めていましたが…💧
昇格試験ポイント:「殻はぜて」という描写の効果の是非
名人10段 星2つ⭐️⭐️ 1つ後退→ 星1つ⭐️
先生からの一言「においを書いて!」

夏井先生「”匂いを主役にしてほしい”っていうのがテーマですよね。もったいないのは、やはり”殻はぜて”なんです。これは映像の言葉ですね。ここを書くよりも別の情報を入れた方がいい、こういう話になるんです。殻はぜるのはやめましょう、はい。”焼栄螺”から先にいくと、その瞬間に匂いも、それからサザエの映像も先に出てきますよね。焼栄螺ときてここからです。ここで臨場感出しましょう。いま、いままさにここですね。あのにおいは潮の香りであるよと。『焼栄螺 いま潮の香の 沸騰す』と。何が沸騰するかっていったら汁じゃなくって潮の香りが沸騰してるんだと。こうすると、匂いの方に軸足がドスーンと来ますね。それを本当はやりたかったんじゃないですか」

勝村さんに厳しいこと言っといて自分もかい!…とはちょっと思っちゃいましたが💧
「1つ後退」と言われて中田さんが悲鳴をあげたシーンを、浜ちゃんが「あれ何回か使ってな」イジってたので、楽しい感じになってましたけど、きっとものすごくショックでしたよね😓

たしかに、元の俳句で感じるのは匂いより音ですね。
沸騰しているのは汁ではなく潮の香りだという発想がすごい~😵
添削後の俳句は臨場感あってかっこいいですね!😊

最後はフジモン!

FUJIWARA・藤本 「パエリヤへ 搾るライムや 春の月」

”パエリアはお店で食べたら熱々の鉄の皿に乗ってくる。そこに横についているライムを絞ると匂いがふわ~っと…”という句。
季語【春の月】[春]
先生からの一言「豊かな香り」
フジモンが自分の句の説明の時、必死に匂いのアピールしてて浜ちゃんが呆れてておもしろかったです🤣

夏井先生「この料理を言っただけである種の匂いは共感できますね。おいしそうな鉄のお皿でてきてあの色合い、ちょっと焦げた美味しそうな匂いもしますよね。この匂いにライムの香りを重ねると。2つの香りをちゃんと書けていることが1つ。そしてちゃんとパエリア、ライム、さらに搾るという手の感触も含めて匂いに持ってきていると。ここらへんがやっぱり永世名人としては工夫してるなという風に思うわけです。さらに”や”というのは上の言葉を強く詠嘆しますからライムを搾った瞬間の匂いの方に主役が来ている。そこに春の月がぼっと出てくるわけです。やっぱり伊達に永世名人やってないですね。そこは褒めましょう」

やっぱり永世名人なだけありますよね~✨️
フジモンはなんだかんだありましたけど、やっぱり俳句はすごいなと思います。
芸人さんで俳句が上手い人は、やっぱり話すのがうまいというか、表現力があって地頭が良いんだろうなと。
今回掲載決定したので、句集まであと20句になりました🎉

ただ…。
前編でも書きましたが普通はパエリ”ア”じゃないの?って…😅

次回は2月27日です。

フジモンの俳句からこちら。
前編の時にパエリアを紹介しましたが、今度はパエリアの素です。
シーフードミックスやあさり、お肉とか野菜など自分だけのオリジナルを作れますね😋