4月24日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
前編はこちら👇
テーマは「たんぽぽ」です。
今回は2人か…。
まずは村上さんから!🥳
フルーツポンチ・村上 「蒲公英や せーので運ぶ 朝礼台」
”学校で朝礼台を生徒たちが動かしていた。みんなで持ち上げる時のせーのという掛け声で、よりその情景が思い浮かぶ”という句。
季語【蒲公英】[春]
先生からの一言「取り合わせが良い!」
村上さんが梅沢さんから褒められてもそんなでもないのに、ジュニアさんから褒められて喜んでるのいいですね🤣
夏井先生「これうまかったのは、”せーので運ぶ”ってここまで来ただけで、なんだかわかんないけど何人かの人がいて、なんか重たいものをせーので声を掛け合ってやろうとしてるっていう、そういう場面がこれだけでちゃんと浮かぶわけですね。じゃあ何を運んでるのかって言ったら最後に朝礼台が出てくる。この瞬間に朝のあの朝礼の前の空気とか、朝礼台の重さ、鉄の感じとかね。で、運動場の土の感触とか、一挙にバーっと現れるんです。そこからまた蒲公英がその足元にあるに違いないっていうのをちゃんと示唆してくれると。これによって蒲公英という季語がしっかりと主役に立っていると。もうこれはわかった上で綺麗にまとめてくれたと思いますね」
村上さん残り10句!😆🎉ふ~よかったよかった。
ところで、朝礼台って動かしてましたっけ?💧
ずっと同じ場所にあったような…。私が知らないだけかな?💦
今回の俳句は、ほのぼのとした情景が浮かんで、夏井先生も文句なしの安定感のある一句だったと思います😁
次は梅沢さん。
梅沢富美男 「胎動や 柔し琥珀の たんぽぽ茶」
”奥さんが妊娠をした時、カフェインが入っているのが飲めないのでたんぽぽ茶をずっと飲んでいた。奥さんに理由を聞いたら赤ちゃんが元気に動くからだと言っていた”という句。
季語【たんぽぽ茶?】[春]
先生からの一言「何が『柔し』なの?」
村上さんが”たんぽぽ茶”が季語か?と…。ジュニアさんが以前、”柿の木”が季語かと思って詠んだら”柿”は季語だが”柿の木”は季語ではなかった。今回はそれより遠いと思うと😅
夏井先生「まずあの、季語の問題から行きましょうかね。この”琥珀のたんぽぽ茶”っていう描写はいいんだけど、”たんぽぽ茶”を季語にするのは無理がありすぎますよね。で、もう1つの問題は、”胎動や”の切れ字で強く切れて、”柔し”ってここで一回意味が切れてしまうんです。ですから、この”柔し”が何に対して”柔し”って言ってんのかがちょっとよくわからないわけです。例えば、胎動が柔らかいんなら”胎動の柔し”、琥珀の色合いがこう柔らかい優しい感じなら、”柔き琥珀のたんぽぽ茶”とかこんな感じになれば、あ、琥珀色かもなって読めるでしょ。それを、書こうという意思もなくダラダラ書いてこれは大丈夫とかなんの根拠もない自信を…」
梅沢さん「ダラダラって失礼じゃないの!?奥さんがそういう話をしたのを思い出して…!」
夏井先生「大事な家族なら、ちゃんと詠んであげなさいよ。なんで家族になったらこんな雑な句ばっかり作るの」
梅沢さん「申し訳ありませんね!」
ジュニアさん「梅沢さん、自分でやってください(シュレッダー)」🤣
梅沢さん「そんなのあるの!?俺が自分の句を粉々にできるわけないだろ!」
ジュニアさん「やってください、自分でやってください」
梅沢さん「失礼な司会者だね、ほんとに」
やっぱりたんぽぽ茶は季語じゃなかったですね😅
今回は、”柔し”が終止形なんで使い方を間違えたのと、たんぽぽ茶が季語かどうかちゃんと調べなかったことが良くなかったですね💧
今回みたいに永世名人だけで俳句のコーナーやるのってちょっと寂しいけど、俳句に詳しい人たちで高度な話ができてなんかいいなと思いました😌
次回は5月1日です。
が!
来週は俳句がないっぽい~!!😱
東野幸治さんが司会!?
いよいよ、『プレバト!!』が違う番組になってきたような…。
浜ちゃん、ちゃんと戻ってくるよね!?😰
梅沢さんの俳句からこちら。
1粒タイプの琥珀のネックレスです📿
シンプルでかわいい🥰