5月8日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
今回はジュニアさんが司会でゲストはキスマイ横尾さんと梅沢さんの2人でした。
ちょっと寂しいけど落ち着いた雰囲気でこんな感じも結構好きです😌
点数、査定結果など<前編>はこちら👇
テーマは「江ノ電」です。
最初はキスマイ横尾さん。
Kis-My-Ft2・横尾 「夕焼けの渋滞 江ノ電は疾走」
”夏の江の島は海沿いがすごく渋滞する。車に乗っている時、横目で江ノ電が疾走していくのを見て、電車で来れば混まないのにと思った”という句。
季語【夕焼け】[夏]
先生からの一言「季語の見せ方が上手い」
●夏井先生の解説✏️
・横尾さんの得意の型。
・前半季語を含むフレーズ、一回カットが切れ、後半で1フレーズ。
・この句は3つの取り方がある。
・1つ目は作者自身が渋滞の車の方に乗っていてこっちは夕焼け、反対は電車が通っていく。
・2つ目は自分は江ノ電に乗っていて、渋滞の列の向こう側に夕陽を見ながら。
・3つ目はどっちにも乗ってなくて、ちょっと遠いところから全部を見ている。
・読み終わったときに疾走していった電車はいなくなり、夕焼けの光景だけが広がる。
・ちゃんと夕焼けを主役にしていて、本当に安心感がある。
ほんっと、横尾さんの安定感はすごいですね😆
渋滞の車の中で、江ノ電が走ったあとに広がる夕焼けを見てるんだなってすごい浮かびます🌅
ところで”夕焼け”って季語なんですね…。
1年中いつでもあるのに…。
別に、夕焼けって「夏!」って感じしないんですけど…💦
どちらかというと秋っぽくないですか?💧(私だけ?)
※調べてみました🤩
春も秋も冬もそれぞれの夕焼けの季語があるらしいですが(”春夕焼”とか)、”夕焼け”なら夏の季語ということらしいです。
次は梅沢さん。
梅沢富美男 「和硝子の 窓に江ノ電 薄暑光」
”和硝子がある昔の家に江ノ電がサーッと通っていった光景”を詠んだ句。
季語【薄暑光】[夏]
先生からの一言「ジュニアさんならこのミスはしませんよね」
梅沢さんにジュニアさんがどう思うか聞かれた時、「”に”でいいのかな…」って言ってたんですけど、”夏井先生からの一言”を聞いて驚きました😲
●夏井先生の解説✏️
・「和硝子」から始めるのは良かった。
・この単語一つで手入れの行き届いた古い家を想像できた。
・最後の季語「薄暑光」も良かった。
・「薄暑」は夏の始めのちょっと汗ばむくらいの時期のこと。
・ここまできれいにやってるのになぜここで「に」を使うのか。
(ジュニアさんが「ほら!」って。スゴすぎ!😆)
・「和硝子の窓”に”」って言ったらそこに映ってる、止まってる感じ。
・江ノ電は走っているから動かさないといけない。
・これは「窓”を”」にする。
・添削後『和硝子の 窓を江ノ電 薄暑光』
・和硝子の窓を通り過ぎて行く。こうすると江ノ電も動くし薄暑の光もキラキラと輝く。
夏井先生が「これぐらいは気がついて頂かないと」と言って梅沢さんがギャーギャー文句言ってました😅
こ、これは…。
ジュニアさんがすごすぎますね!😄
梅沢さんは相変わらず見苦しかったけど…😑
それにしても”薄暑光”って季語がすごい気に入っちゃいました💕
キレイだしさわやかだし!✨️
梅沢さんに自分でシュレッダーのボタン押させるの恒例になりましたね🤣
ジュニアさんならではの司会もいいです~😚
次回は5月15日です。
が!
また俳句がないじゃんか~!!😱
次回は陶芸オンリーなんですね…。
俳句が永世名人2人しかいなくてもいいからやって欲しいのに…。
俳句コーナーの視聴率ってどうなんだろ?😅
梅沢さんの俳句からこちらを。
かわいくてレトロな硝子の食器です🥰
アイスクリームやフルーツを入れたらすごい似合う!🍨