PR

「プレバト!!」から学ぶ俳句の基本|【字余り】とは?①(上五編)

字余り① 俳句用語

『プレバト!!』でもよく出てきますよね、【字余り】(じあまり)。

字余りとは、俳句の定型である「五・七・五」の音数を超える語句が含まれることを指します。

以前、『プレバト!!』で夏井先生が言ってました。中七は極力7音にするように、と。
上五や下五の字余りに関してはどうなんだろうと、夏井先生のYouTubeで勉強してみます!

今回は上五の字余りについてです👇

字余りを使うのはあえてのテクニックなんであって、効果的になる場合に限ってです。
「言いたいことが多すぎて入りきらな~い⭐」とか「ちょっと出ちゃった😝」とかダメなんです!ってこと。

そりゃそうですよね。基本は「5・7・5」なんですよね。
いや~、テクニックとして字余りを使えるようになるのなんて、私にとっては夢のまた夢の話です💧というか、俳句を見てその字余りが効果的なのか、必要ないのかわかるのも相当難しいと思うんですけど…。

上五が字余りの有名な句について調べてみました。

正岡子規

糸瓜咲いて 痰のつまりし 仏かな

正岡子規の辞世の句(死を目前に控えた人が、人生の最期に詠んだ詩や歌)です。正岡子規は肺結核で34歳で亡くなってます。

上五が「へちまさいて」で6音なので字余りです。6・7・5の句ですね。あえて上五を字余りにしたとしたらどういう効果があるか、私なりにものすごく考えました😅

糸瓜咲いて 痰のつまりし 仏かな」をより詳しく説明したのがこちら⇩

字余りを効果的に使うことで、より深い意味や感情を俳句に込めることができます。
俳句の伝統を尊重しつつ、自由な発想で詠むことができればいいですね。

夏井先生の劇的添削でありきたりな平凡な句があっと驚くイメージ豊かな一句へと早変わり!
5・7・5にパズルのように言葉をはめ込むと、幸せホルモン・ドーパミンがどんどん湧いてきます⭐
俳句を詠めば、脳が若返って、ストレスに強くなる!
脳科学者・茂木健一郎氏の対談を収録しています。