『プレバト!!』でもよく出てくる、【字余り】(じあまり)。今回は第2弾!
下五の字余りについて勉強します。
上五の字余りについてお話しした第1弾はこちら👇
前回にも触れましたが・・・
字余りとは、俳句の基本である「五・七・五」の17音を超えることを指します。
さて、今回は、下五の字余りについて。
さっそく夏井先生のYouTubeで勉強します!😊
字余りはやはり、それをやる効果がなければいけないわけです。
当たり前ですが、下五の字余りは最後の部分が長くなるわけですから余韻や余情の効果が出やすいのかなと思います。
下五の字余りの句を調べてみました。
高浜虚子
我のみの 菊日和とは 夢思はじ
この句は下五の字余りの句で、「ゆめおもわじ」が6音。5・7・6の句です。
高浜虚子について調べていたら親友兼ライバルの河東碧梧桐の存在を知って、(お!少年マンガみた~い!)と思い、奥さんは河東碧梧桐の元婚約者だったと知って、(え!ドロドロじゃ~ん!)とか、直接関係のないところに関心を持ってしまいました😅
「我のみの 菊日和とは 夢思はじ」をより詳しく説明したのがこちら👇
字余りを使うことで、詩的な効果や感情の強調が生まれます。
これによって、より豊かな表現が可能になります。
下五の字余りは他の字余りと比べても余韻、余情の効果が強い印象があります。
世界で愛唱される名句の数々を生んだ高浜虚子が、日常の言葉でやさしくわかりやすく、誰にでも伝わるようにと説いた俳句の実作入門です。