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【プレバト!!俳句】1月15日<後編>夏井先生の解説と感想まとめ

プレバト!!

1月15日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。

点数、査定結果など<前編>はこちら👇

テーマは「美容室」です。

テレビで発表された順にいきます。

水田信二 「青過ぎる襟足 明日は初仕事」 3位

”年始に明日から仕事が始まるから綺麗にしておこうと思って美容室に行った。明日から仕事だと言ったせいで美容師さんにいつも以上に襟足を青く刈られてしまい恥ずかしかったが吹っ切って頑張るしかない”という句。
季語【初仕事】[新年]

●夏井先生の解説✏️
・「初仕事」はやる気満々という感じの季語。
・「青過ぎる襟足」と「初仕事」という季語は似合い過ぎるくらい似合っている。
・気持ちの良い取り合わせ。
・「明日」という時間と「青」というイメージも響き合う。

最後に夏井先生
「こんな句が作れるんだから一生懸命働きなさいよ」と😁

70点で添削なしで3位なんて⋯。
「青過ぎる襟足」と「初仕事」の取り合わせと「明日」と「青」の取り合わせがどちらもうまくいったんですね。
言われて見れば「明日」のイメージって「青」なのか⋯。
他にも色との組み合わせで合うのありそうですね😀

次は4位。

松下由樹 「悔やまれる 前髪2ミリ 凍てる夜」 4位

”ドラマの撮影で前後のつながりをキープしなくちゃいけない。あと2ミリ切って欲しいと言ったら繋がらないヘアスタイルになってどうにもならなくなった”という句。
季語【凍てる】[冬]

●夏井先生の解説✏️
・「悔やまれる」という心情から入るよりは「前髪」という映像から入る方が読む人にはわかりやすい。
・「前髪の」とやって上五の5音ができる。
・俳句は特別な意図がない限りは漢数字で書く。
添削後『前髪の 二ミリを悔やむ 凍てる夜
・言いたいことがするっとわかりやすく入る。

最後、浜ちゃんに
「いい加減凡人やめてください」って言われてました🤣

また凡人でしたけど、松下さんにとっては自己最高点だそうです😅
「悔やまれる」って心情を俳句に入れるのがなぁ⋯って思ってたら先生は「悔やむ」としてたんで、このくらいなら入れていいのか⋯と💦
ちょっとずつでも点数が上がっていってるのすごいと思います!

次は2位。

Aマッソ・加納 「寒牡丹 サロンから ただ帰る暮」 2位

”ヘアセットを結構しっかりしてもらった時、パッと花が咲いたような気持ちになったがこのあと用事もなくこのまま帰るだけか⋯と寂しさを感じた”という句。
季語【寒牡丹】[冬]
ジュニアさんが「ただ」がいい、勇気のいる2文字だと。

●夏井先生の解説✏️
夏井先生が
「あなただったんですね。やっぱり妙な実感が書ける人なんだなぁと」
とうれしそうでした😊

・中七下五のフレーズが味がある。
・「ただ」のここだけで気持ちが伝わってくる。
・取り合わせた季語が「寒牡丹」で豪華に華やかにセットしてもらって帰ってるのかなと私は読んだ。
・最後の「暮」の時間帯が妙に物悲しい感じがして着地もおもしろい。

最後に、
夏井先生「あんたひょっとしたら本当ただ者じゃないとますます思い始めましたね」
加納さん「いっちゃん⋯!」
浜ちゃんに「おい」ってツッコまれて面白かったです🤣

いや~、すごいいい句だと思います。
夏井先生もすごい褒めてたし、言いたいことがちゃんと伝わるし。
季語の「寒牡丹」も「ただ」も「暮」もすごく効果的ですし。
加納さんが”いっちゃん”って呼んで夏井先生もニコニコしてました😚
そういえば、浜ちゃんと梅沢さんは昔、夏井先生のこと”なっちゃん”って呼んでたんだよなぁ⋯。
今は言わなくなって寂しいです💦

次は最下位。

peco 「冬晴の リタッチ映えて 街ランウェイ」 5位

”カラーした後、髪が伸びて根本が黒くなる。たった数ミリリタッチで染めてもらうだけで帰り道ランウェイを歩いてるかのような幸せな気持ちになる”という句。
季語【冬晴】[冬]
リタッチ:伸びた髪の根本だけをカラーリングすること

●夏井先生の解説✏️
・「リタッチ」には、絵画や文章に手を入れることや、画像のデータを修正することもリタッチという。
・髪だということをしっかりと書かないと絵を書いているのかと思われる可能性もある。
・「~に映える」は凡人の人たちが結構使う言葉。使う時には1回立ち止まった方がいい。
・「映えて」を外せば「髪」という情報がちゃんと入る。
・「冬晴」と「街」が離れているのがもったいない。くっつけた方が映像がすっと生まれる。
添削後『髪をリタッチ 冬晴の街は ランウェイ
・このようにして独特な調べを作る。

美容院でリタッチしてもらってランウェイ歩いてる気分になる⋯かな?😅
たしかに「映え」って使いたがる人多いかも~。
でももう”インスタ映え”って使われてないですよね💧
今はなんだろ?🤔
エモいとかチルいとか?💦
それも使われなくなりそうだけど⋯。
添削後の句はいかにも女性の句って感じですね😀

次は1位。

石井正則 「いつもの手 いつもの鋏 初鏡」 1位

”20年くらい同じ方に髪を切ってもらっている。新年、髪を切ってもらって鏡の前で仕上がりを見て今年頑張ろう”という句。
季語【初鏡】[冬]:新年になって初めて鏡に向かって化粧をすること
石井さんが季語の「初鏡」を男性でも詠んでらっしゃる方がいたので託したと言ってました。

●夏井先生の解説✏️
・「初鏡」について丁寧に勉強していて素晴らしい。
・「手」という部位を映像で指し示してさらに「鋏」という物を具体的に出してくることで明確な映像が浮かんでくる。
・「初鏡」という季語が場所や正月の空気を一気に立ち上げてくる。
・前回のあなたではない別人。

よかったですね~😀石井さん。
しかも、72点ってめったにない高得点です!
「いつもの」が2つ繰り返されて、「手」と「鋏」、「鋏」と「鏡」の関係がすごくリズムが良いですね。
さらっとしてる句なのに状況がわかってお正月らしさもあるし、夏井先生もベタ褒めでした😉

次は昇格試験の蓮見さん。

ダウ90000・蓮見 「冬晴の散髪 うなじをぬける風」

”髪がすごい伸びてから切った時、外に出たら首元がすごい寒くなるのが気持ちいい”という句。
季語【冬晴】[冬]
先生からの一言「ありきたりじゃない?」
ジュニアさんが”「ぬける」がいるかどうか”と言ってました。

●夏井先生の解説✏️
・気持ちは読めばよくわかるが、焦点の当て方がちょっとありがち。
・ジュニアさんの指摘にあった「ぬける」は「風」があればみんなわかるからもったいなかった。
・散髪のうなじのアップから。
添削後『散髪のうなじよ 冬晴の風よ
・詠嘆をして映像を切り替えるとその瞬間にうなじが風が抜ける。

私も結果が出る前に「え、シチュエーションすごい普通じゃない?」と思ってしまいました😅
添削後の句にジュニアさんが「うわ~!」って言ってましたけど、夏井先生の添削例あるあるですよね?💦
「〇△の〇✕よ 〇□の〇〇よ」の形って。
ま、私がやってもうまく使えないんでしょうけど😅

最後はジュニアさん。

千原ジュニア 「雪や霏々 病窓に 丸刈の吾」

”バイクで事故った時になかなかお風呂に入れないので、鏡のない部屋で車椅子のままバリカンで丸坊主にしてもらった。病室に戻ってきた時に雪が降ってて窓ガラスに自分の見慣れない坊主頭が映っていた”という句。
季語【】[新年]
霏々ひひ:雨や雪などがしきりに降り続く様子
ジュニアさんが昔、夏井先生に「霏々」を教えてもらったと言ってました。

●夏井先生の解説✏️
・たしか、この「霏々」を使って前に添削したことがあった。
・ちゃんと覚えて次、立派に使いこなすのが流石。
・「病窓」から「丸刈」、「吾」とここで人物を明確にする、この語順もとても上手。
・必要な言葉を過不足ない形で正しい位置にきちんと置いている。
・これができるから永世名人と呼ばれている。

最後に夏井先生が⋯
「ジュニアさんがね、前に私がしゃべったことをちゃんと丁寧に学ぶと。こういうあなたが好きです」
ジュニアさん照れてました😆

夏井先生、ジュニアさんがちゃんと学んで覚えててうれしかったでしょうね~😀
たしかに「霏々」なんて教えてもらわないと使えない⋯💧
この句は情景がものすごく伝わってきますね。
あと、女の人はお風呂に入れないからって使えない手法だなと😅
句集まであと2句です!

次回は1月29日です。

石井正則さんの俳句からこちら⭐
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