3月5日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
点数、査定結果など<前編>はこちら👇
テーマは「幼少期の秘蔵写真」です。
テレビで発表された順にいきます。
陣内貴美子 「こどもの日 優勝カップは 重かった」 4位
”小さい頃からバドミントンを頑張って優勝した。体が小さかったから優勝カップはすごく重かった”という句。
季語【こどもの日】[夏]
ジュニアさんが「でしょうね俳句」だと🤣
●夏井先生の解説✏️
・「優勝カップは重かった」は凡人中の凡人のフレーズ。
・優勝カップと言っても色々ある。どんな競技なのかヒントは欲しい。
夏井先生が「バドミントンならではの言葉、何か入れましょうかね⋯えーと⋯」と考えてたら、
浜ちゃんが「シャトルですよ」と😆
・添削後『こどもの日のシャトル 優勝カップ重い』
最後、夏井先生が、
「私がやれるのはこのぐらいです」と😅
いや~、これはどうしようもない⋯😅
夏井先生の言い方からして、添削後も才能アリには行かないんじゃ⋯💧
優勝するってものすごいことなのに、俳句になると一気に凡人になっちゃいますね😅
次は2位。
石田健 「小三の春 源流辿る 二十キロ」 2位
”自由研究で気になって歩いたら、親がずっとついてきてくれて結果的に20キロだった”という句。
季語【春】[春]
●夏井先生の解説✏️
・俳句としては情報量が多すぎる。
・作者が伝えたいことをていねいに全部入れてここまで成立させたのはたいしたもの。
・前回、メカニズムを覚えたらすぐ行きそうな気がすると言ったが本当にさすが。
最後に夏井先生「成長株の1人として脳に刻みました」と👏
めっちゃ石田さん喜んでましたね😀
いや~、夏井先生が前回言ってたので、すぐ上に来るだろうなと思いました!
情報量多いけど、数詞が使われてるのも、中七もいいんでしょうね。
次もきっと才能アリだと想います~😌
次は最下位。
杉浦太陽 「箸初や 祖の釣りし鯛 春の潮」 5位
”自分のお食い初めの鯛は祖父が釣ったので、自分の子どもの時に自分で鯛を釣った。海は潮の記憶があるから海を通して世代を超えた時を再現しようと思った”という句。
季語【春の潮】[春]
ジュニアさんが、”「箸初」と海に行った時間軸がちょっと分散してるかな”と。
●夏井先生の解説✏️
・ジュニアさんの言う通り、バラバラ感が問題。
・「春の潮」と季語を最後に持ってくると座敷の光景にならない。
・最後の季語はあきらめてもらい、前半に季語を入れ込む。
・「祖」を「祖父」にした方がきれいに入る。
・「鯛」に花をつけると季語になる。(花鯛:春先に桜が咲く頃のピンク色の鯛)
・添削後「祖父の釣りし 花鯛が 食い初めの鯛」
・技術のいることなので最初はもうちょっと簡単な型からコツコツ練習してみましょう。
ん⋯?
エピソードはすごいんですけど、表現したい俳句がスケールが大きすぎて⋯😅
杉浦さんの小さい頃のお食い初めの時の写真を表現したってことですね。
次は3位。
近藤千尋 「春ゆうべ 祖母の手縫ひの ドレスかな」 3位
”子どもの頃から花嫁さんが夢で、帽子は母が作り、ドレスは祖母が作ってくれた”という句。
季語【春ゆうべ】[春]
ジュニアさんが「祖母の手縫ひ」が誰のドレスがかわからないかも⋯と。
●夏井先生の解説✏️
・ある程度はできているが意味が少し曖昧。
・手縫いであることよりも、私のドレスということの方がずっと大事。
・添削後『祖母の縫ふ 私のドレス 春ゆうべ』
・惜しかった。あとたった3点。
ジュニアさんの指摘がいつも当たっててすごいですね~✨️😀
一生懸命俳句作ってたら、だんだん他人が読んだらどう思うかがわからなくなりそう⋯💧
それにしてもすごいですよね。昔って手作りが多くて⋯。
今は、よほど好きなことじゃない限り、コスパ・タイパが優先されちゃいますもんね~😅
次は1位。
さや香・新山 「春雷の素振り 松井が恋敵」 1位
”幼稚園の時、大好きだった先生がジャイアンツの松井さんの大ファンで野球をやるきっかけになった”という句。
季語【春雷】[春]
●夏井先生の解説✏️
・中七の句またがりをよく吸収した。
・素振りだけだと野球なのかわからないが「松井」という名前が出てくる。
・あえて「松井」を”ゴジラ”と読ませることによってあの、憧れの選手だとわかる。
・あんたはちゃんと学ぶ男だった。(夏井先生も新山さんもうれしそう~😊)
最後に夏井先生が
「ジュニアさんみたいにちゃんと真面目に学ばないとだめですよ」と言ってて
ジュニアさんが照れてました🤣
やっと1位取れて新山さんうれしいでしょうね~!😀
何も言われなくても、ちゃんと真面目にやりそうですけど😙
幼稚園の先生が好きで野球を始めるんなんてめちゃかわいいですね💕
次は昇格試験の森口さん。
森口瑤子 「おしめ干す 母の背伸びや 昭和の日」
”母がいつも洗濯をしていて小柄だから背伸びをして干していたのを、小さい頃ずっと見ていた”という句。
季語【昭和の日】[春]
先生からの一言「もっとやれる!」
●夏井先生の解説✏️
・何が食い足りないかと言うと「や」の詠嘆でその上の母の背伸びを強調している。
・本人としては背伸びをする母が記憶にずっと残っているのはよくわかる。
・作者としてあなたが言いたいのは母への想いの方に心の軸足があるのでは。
・添削後『おしめ干す 背伸び昭和の日の 母は』
・「や」を取り、「母は」で余韻を作る。
・言い切らないこの後の余韻が広がっていく。
ジュニアさんも森口さんも感動してましたね😀
「おしめ干す 背伸び 昭和の日の」の語順が絶対思いつかない😅
これくらい高度に作らなきゃ永世名人にはなれないということですね💧
最後はジュニアさん。
句集完成まであと1句!
千原ジュニア 「畔焼く火 操れり祖父 閻魔様」
”おじいちゃんが京都の山奥で農家をしていた。春先に畑を焼くのだが、自由自在に焼いている様子を見てかっこいい!閻魔大王みたい!と幼心に思った”という句。
季語【畔焼く】[春]:害虫の駆除や焼いた灰を肥料として利用するため春先に田畑の畔に火をつけて焼く
先生からの一言「ギクシャクしている」
●夏井先生の解説✏️
・この句は相当頑張ってかなりの情報量を入れている。
・「操れり」「祖父」「閻魔様」がプツプツ切れた感じになっている。
・字余りになるが「閻魔の如し」と比喩を打ち出す。
・「畔火」が季語になる。
・添削後『閻魔の如し 畦火を操れる 祖父は』
・さっきと同じように余韻で終わらせる。
・比喩が生きて季語が生きて祖父への想いもしっかりと入ってくる。
いや~⋯。
どっちも余韻シリーズとは⋯💧
これ、使う人いるんじゃないですか?😅
森口さんのお母さんへの想いとジュニアさんのおじいさんへの想いを俳句にすると余韻が合ってるってことなんでしょうね~。
あと1句だったのに残念😵
次回は3月12日です。
杉浦さんの俳句からこちら⭐
お食い初めの鯛です🐟️
一枚一枚備長炭で焼き上げられています。



