4月9日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
今回は特待生一斉査定です。
査定結果など<前編>はこちら👇
テーマは「旅館のご馳走」です。
ふくらP 「春の宿 小鉢八つの 朝餉かな」
”自宅の朝ご飯は時間に追われているが、旅の時は時間をゆったり使えるぜいたくな気分を春ののどかな感じと合わせた”という句。
季語【春】[春]
特待生5級 現状維持
先生からの一言「梅沢さんの残念な句みたい」
ジュニアさん「梅沢さん出てないのにディスられてる」🤣
横尾さんが「かな」が梅沢さんみたいだと😅
●夏井先生の解説✏️
・旅館、旅、宿をどうやって表現するか。「八つ」という数詞でそれをやっている。
・小鉢が朝から八つも並ぶのは日常ではない。この意図はとても良い。
・小鉢のアップからいったほうが良い。
・「八つ」と書いて”やつ”と読む。これで宿の気分が出るので「宿」を消す。
・「かな」が梅沢のおっちゃん臭がする。🤣
・どれから食べようか迷う感じ。ちょっと行儀が悪いが「迷い箸」とする。
・添削後『小鉢八つ 春の朝餉の 迷い箸』
最後に、
ふくらP「次は絶対に梅沢さんにならないように頑張ります」🤣
添削後の句が楽しそうでいいですね~🎵
「かな」って使うの難しいですよね😅
いかにもって感じだしわざとらしい気がしちゃう⋯。
いまさら感(?)というか⋯。
夏井先生が添削で使うこともほとんどない気がしますね~。
ふくらP、梅沢さんの句に似てるって言われるし、現状維持で残念でした😵
次は、筒井真理子さん。
筒井真理子 「可惜夜の 菜の花椀の 湯気やわらか」
”家族で温泉に行った時に菜の花のお椀が出て湯気がやわらかくて、”やわら”は古語でもあるが”やわらか”の方が字余りだけどゆったりするかなと思ってこのように詠んだ”という句。
季語【菜の花】[春]
可惜夜:明けてしまうのが惜しい夜のこと
1ランク昇格→ 特待生2級
先生からの一言「知性を感じる!」
●夏井先生の解説✏️
・「可惜夜」という言葉も素敵なきれいな言葉。明けてしまうのがもったいない素晴らしい夜。
・「可惜夜の」「菜の花椀の」と「の」でつないでいって、最後も「やわらか」の後に切れを作らずに余白を残している。
・意図して「やわらか」が続いていくのを表現したくてやっている。
・ここからもうひとつの選択肢を解説。「菜の花」のことを”花菜”という。
・添削後『可惜夜や 湯気やわらかき 花菜椀』
・こうするとお椀が残る。これもついでに覚えておいてください。
「可惜夜」っていい言葉ですね✨️
すごいゆったり、ふんわりしてるけど知的な俳句😀
先生の添削後の方が、かっちり俳句!って感じ。
久しぶりに出てもずっとプレバトを見続けていただけあってすごいです!🎊
続いて蓮見さん。
ダウ90000・蓮見 「朝食はバイキング 庭の初桜」
”朝食でバイキングと言えば旅館。食べ終わって外を見た時に桜が見える”という句。
季語【初桜】[春]
特待生3級 現状維持
先生からの一言「ザ・中途半端!」
ふくらPが「季語があまり生きてない感じがするので季語を頭に持ってくるとか⋯」と言ってました。
●夏井先生の解説✏️
夏井先生笑いながら、
「P君も人の句のことはわかるんですよね」って🤣
・発想は良かった。技術的な工夫で損をしている。
・P君の”季語を先に持ってくれば⋯”に私も大賛成。
・「初桜の庭よ」でもいいが、「初桜の席よ」で初桜が見える席になる。
・添削後『初桜の席よ 朝食バイキング』
夏井先生がふくらPのことを、P君って呼ぶのいいですね😆
添削後の方がやっぱりいいですね~。
季語が生きて、「席」にすることで臨場感が出るというか⋯。
蓮見さんは特待生になってから現状維持が多い気がします。
蓮見さんらしいおしゃれな句で次こそ昇格して欲しいな😌
次はAマッソ加納さん。
Aマッソ・加納 「若女将の 言われるままに 春を食む」
”食べる順番がわからないので、言ってくれた順に何かわからないけどその順番に食べている”という句。
季語【春】[春]
特待生5級 現状維持
先生からの一言「単語一つの選択ミス!」
横尾さんが”言われた順に”って書けばよかった、その方がていねいだと。
●夏井先生の解説✏️
・色々工夫がある。「春を食む」という展開もよかった。
・季節全体を食べる、並んでいる物の種類の想像ができる。
・「言われる」というのがとてももったいない。無理強いされている感じがちょっとしてくる。
・「言われる」を「勧むる」に、横尾さんの提案のように「順に」にすれば楽しい感じが出てくる。
・添削後『若女将の 勧むる順に 春を食む』
たしかに「言われるままに」だと、”よくわかんないけど言う事聞いとくか感”がちょっとありますね😅
「春を食む」って表現、詩的でいいですね~🌈
食べるの楽しそうだし🎵
あ、若女将がそばにいるのか⋯ちょっと気になるかも💧
加納さんも次こそがんばって~✊️
次は的場さん。
的場浩司 「うりずんや 黄肌一本 抱き戻る」
”沖縄で釣りをしていてキハダマグロを釣ってそれを一本抱えて戻った(「黄肌」は冬の季語だが「うりずん」という強い季語があるので受け入れてくれるんじゃないか)”という句。
季語【うりずん】[夏]:沖縄の春から初夏にかけての季節
1ランク昇格→ 特待生1級
先生からの一言「説明によっては降格!」
的場さんの句を最初見た時、浜ちゃんがぼそっと「何言ってるか全然分からん」と🤣
●夏井先生の解説✏️
・どうするか考えていたのは「黄肌」と「うりずん」どちらも季語だと認識して、主役の季語と脇役の季語をちゃんと考えているのか、偶然できあがったのかということ。
・ちゃんと考えた上でやったのなら堂々と昇格。
・季語を詠嘆して「うりずん」を強める。「黄肌」とすることでマグロ感を薄める。
・「抱き戻る」も大きさもちゃんとわかってよかった。
「うりずん」初めて聞きました~。
キハダマグロって黄色いんですね⋯初めて知りました💦
私、知らないことだらけですね⋯っていうか、ん?
「旅館のご馳走」⋯ではなくない?🤔
旅館に泊まってキハダマグロを料理してもらったのかな?😅
次は横尾さんの句。
Kis-My-Ft2・横尾 「残雪の宿よ 黄金のほうとうよ」
”山梨に行った時、味噌汁じゃなくほうとうが出た。味噌味だったので黄金に輝いていた。ほうとうならどこに行ったかわかるかと思って⋯”という句。
季語【残雪】[春]
先生からの一言「”黄金”が好きですね!」
ジュニアさんから「ほうとう」は季語じゃないのかと言われて横尾さんは苦い顔してました😅
横尾さんが季語のせいでボツなのかと思ったら”黄金”のこと言われて色々恥ずかしいと🤣
●夏井先生の解説✏️
・「宿」という1文字で旅や旅館の感じを出そうとしている、丁寧にクリアしている。
・「ほうとう」が季語かどうかは、歳時記の中で特に季語という意識では使っていない。
ここで夏井先生、
「アジフライの時も「黄金」じゃなかった?」
横尾さん「黄金っていうものに食いついちゃうんでしょうね」🤣
・それが悪いわけではないが、実際に”黄金ほうとう”、”黄金味噌”があるので、「黄金」と「ほうとう」が近い。
・「黄金」は諦めていただく。
・「残雪」の冷たさと「ほうとう」の熱さを対比させた方が季語が生きてくる。
・添削後『残雪の宿 ほうとうの椀熱し』
「ほうとう」が季語か心配していましたが、全然関係なかったですね。
まさか、「黄金」好きを言われるとは🤣
俳句の型が”〇〇よ△△よ”の形だったので夏井先生っぽいな~とおもってたんですが⋯。
添削後は季語を生かす為に対比させるなんて⋯✨️
すごく効果的な手法でいいですね😉
最後はジュニアさん。
千原ジュニア 「宿飯の 踊る鮑が キュウと鳴く」
”ワンカットで行くべきかツーカットで行くべきか迷った。「鮑が」の「が」がいいのかどうか⋯”という句。
季語【鮑】[夏]
先生からの一言「やや安易」
●夏井先生の解説✏️
・「キュウと鳴く」は良かった。実際に見ている人じゃないとこういう表現は出てこない。
・”鮑の踊り焼き”という呼び名がある中で「踊る鮑」と素直に持ってきたのが多少安易。
・「宿飯」を諦めていただく。
・「鮑」ではないものを踊らせる。
・添削後『踊る火に 膳の鮑が キュウと鳴く』
横尾さんの時もジュニアさんの時も、予想とは違う評価でしたね😅
「が」が良いのかどうかと言ってましたが全く関係なくて、”鮑の踊り焼き”というものがあるのに「踊る鮑」と表現することが安易だと💦
うーん、言われてみればたしかに⋯。
元の句もカッコいい句でしたけど、やっぱり添削後はすごい!😀✨️
次回は4月16日です。
ふくらPの句からこちら。
どんな鍋料理にも使えるおしゃれなとんすい。
4色から選べて、サラダや和え物、煮物などにもいいですね😉



