11月20日放送『プレバト!!』俳句の詳しい解説です。
点数、査定結果など<前編>はこちら👇
テーマは「リピート買い」です。
テレビで発表された順にいきます。
高橋成美 「息白し 銀盤包む 祈りの手」 2位
”スケート観戦で会場は息が白くなるくらい寒いが、お客さんが拍手して祈る時の手は温かい”という句。
季語【息白し】[冬]
●夏井先生の解説✏️
・「銀盤」が出てくるとスケート場に違いない。この言葉を選んだことで場面が見える。
・初めてでこれだけ作れたら大したもん。
「ハマっちゃいますね俳句!」という高橋さんに夏井先生が
「ハマりましょう」と😀
・なぜ2位かは”リピート買い”というテーマに辿り着かない。
・添削後『幾度目の祈り スケート場包む』
・こうするとリピート感は出るがこれだけ作れたら上等。
元の句も場面が浮かんで良い句ですよね😀
高学歴が良い方向に働いたってことでしょうか。
高学歴の方でも逆に凝って作ったせいで怒られる句も結構あるんで⋯💧
これから高橋さんの色んな句を見てみたいです!
次は4位。
石黒賢 「お重ねに 何を祈るや 小さな手」 4位
”4歳の孫と初詣に行って一緒に手を合わせた。外国帰った孫が飾っていた鏡餅にお参りしている写真を娘が送ってくれてとてもかわいかった”という句。
季語【お重ね?】[新年]
蓮見さんが「”鏡餅”と入れてもいいのでは」と言ってました😅
●夏井先生の解説✏️
・「鏡餅」と書いた方が良いのは私も同感。
・「鏡餅」だと5音だが傍題に4音の「御鏡」という季語がある。
・添削後『御鏡や 何を祈るや 小さな手』
・しかし、ずっと読んだ時に今回のテーマ”リピート買い”はどこにあるのか?と読み手はキョトンとする。
・毎年買う鏡餅はリピートというのか。
・句材選びにミスをした。
あれ?
「お重ね」って季語じゃないんじゃ⋯?
”重ね餅”という言葉はあるらしいですけど傍題には載ってなかったです💦
傍題は他にもありましたが、季語として使うのは「鏡餅」か「御鏡」が多そうですね。
でも、鏡餅に手を合わせるなんてかわいいですね😊
次は最下位。
村重杏奈 「秋刀魚より バズの豆腐を また注文」 5位
”TikTokに流れてきた豆腐屋の息子の豆腐を、旬な食べ物はたくさんあるけどやっぱりまた買ってしまう”という句。
季語【秋刀魚】[秋]
蓮見さんが”「秋刀魚」じゃなくても季語なんでもいいし、引っ張り出されてお前より好きなものがあるって言われてるだけ。可哀想な使い方をされてる”と😅
●夏井先生の解説✏️
・季語は主役として立てて欲しいのに、単なる比較になっていてとにかく”◯◯より豆腐”と言いたいだけ。
ここで浜ちゃんが「”より”っていうのがね⋯」と!🙀
夏井先生が「そうそうそう」って!(「誰か今指摘してた」って浜ちゃんですよー!😆)
・「より」をやめて迷ってください。
・添削後『秋刀魚買うか バズの豆腐を また買うか』
・こうしたらあなたはそんな場所に座ってない。
「やっぱりセンスですよねー!」という村重さんに
浜ちゃん「自分で言うかね」と笑ってました🤣
ここまで季語を下にしちゃうのも珍しい🤣
蓮見さんのコメントに納得ですね😅
村重さん、続けてたら何かのはずみで才能アリ取っちゃいそうな雰囲気があります⋯。
なぜか期待してしまう⋯。
次は3位。
NEWS・小山 「冬銀河 憧れ映す 首飾り」 3位
”初めてもらった給料で木村拓哉さんと同じネックレスを少し無理して買った。木村さんの見ている景色がキラキラしているような気がした”という句。
季語【冬銀河】[冬]
●夏井先生の解説✏️
・「冬銀河」と「首飾り」を取り合わせようとしたことが前回からすごい進歩。
・「憧れ映す」がちょっと曖昧。
・誰が何に憧れてるのか、何が何に映っているのかが読み手としてモヤモヤする。
・少し難しい型だが「憧れ」からいってみる。
・「憧れや」と詠嘆する。(”ああ私が抱いている憧れ”)
・ここから繋いでいくだけであなたのイメージは詩になっていく。
・添削後『憧れや 冬の銀河と 首飾り』
・「憧れ」と姿のないものを先に詠嘆し、広い銀河と首飾りが出てくる。
・もう少しエピソード寄りにしたかったら「キムタクや」と入れてもいける。
小山さん大焦りで「詠めないそれは!💦」と。
”さん”が入って呼び捨てできないって言ってました🤣
「キムタクや」ってほんとに入れたらなんかギャグみたいじゃないですか?😅
それにキムタクからもらったのか真似して買ったのかでもだいぶ違うし⋯。
芸能人の名前を俳句の中に入れて成功する例ってあるんですかね?💧
次は1位です。
コットン・西村 「殻牡蠣や 剥けばこぼるる 母の声」 1位
”広島出身で子供の頃からよく牡蠣を食べていて、剥き方をお母さんからよく教わっていた。上京し殻牡蠣を送ってもらって剥く度に、お母さんに言われたことを思い出す”という句。
季語【殻牡蠣】[冬]
梅沢さんが”みんなが今回テーマを無視しすぎ”と😅
●夏井先生の解説✏️
・殻付き牡蠣を食べるたびにお母様を思う、そういう思いがまっすぐ伝わってくる。
・テーマの方にぎゅっと寄せることもできなくはない。
・添削後『母恋うや 殻牡蠣を また取り寄せて』
・リピート買いの気分は出てくるが、母を思う気持ちはちょっと弱くなる。
西村さんが「1位にしては殴られ過ぎな気がする」と🤣
たしかに。笑
1位なのに添削されてますしね😅
それにしてもお母さんを恋しがる句って男の人ほんと多いですよね~。
あーまたか~と思っちゃいます😅
次は蓮見さん。
ダウ90000・蓮見 「わたされた軟膏 肌荒れの背中」
”相手に軟膏を渡されて背中に塗ってあげている。冬に乾燥していつも塗ってるんだろうな”という句。
季語【肌荒れ】[冬]
梅沢さんが読み手によったら色んなことを考えさせてくれると。
●夏井先生の解説✏️
・最初読んだ時どこが”リピート買い”なのかと思った。
・だけど、渡されるわけだから誰かと誰かがいる。軟膏は常用している。この季節になると何回も買っているまさにリピート買い。
・部位が背中なので渡した人が塗ってくれているのかもしれない。色んな仕掛けをちょっとずつ入れている。
・読み解く側を信じて手渡されているのでこっちが誠実に読んであげないといけない。そういうタイプの作品ではある。
梅沢さんが「先生に可愛がられているお前は」って言ってましたけど私もそう思います。
前回、中田喜子さんも言ってましたね😅
ちゃんと読んであげないと、と思わせる句なんでしょうね~。
まぁ、わからんでもないんですよね。
なんというか、蓮見さんの句はドラマのようなおしゃれな句なんですよね~。
前編にも書きましたが、なんで再現VTRが男性同士なの⋯💦
夫婦とか親子でいいじゃん⋯。
最後は梅沢さんの締めの一句。
梅沢富美男 「冴ゆる夜や 塩せんべいの 咀嚼音」
”冬になって音も凍ってしまいそうな夜、リピート買いしている大好きな塩せんべいを食べると咀嚼音が頭の中に回ってくる”という句。
季語【冴ゆ】[冬]
先生からの一言「今日も詰めが甘い」
蓮見さんに「塩せんべいを初めて食べた日の可能性もある」と。そのあと2人の言い合いが始まって浜ちゃんに「喧嘩すんなて」って突っ込まれてました🤣
●夏井先生の解説✏️
・俳句としてはちゃんとできている作品。
・「冴ゆる夜や」しんしんと寒い夜だよと詠嘆。そのあともシンプルに映像、音が書けている。
・さ行の音を生かした調べになっている。(さゆるよや しおせんべいの そしゃくおん)
・俳句に見合った調べを作るのも永世名人ならではの技。偶然ではない。
・リピート感を1つ足した上で、さ行の調べを生かす。おっちゃんにならできるはず。
・添削後『霜夜また 塩せんべいの 咀嚼音』
・こうすると韻を踏んで「また」も入る。
・おっちゃんの詰めの甘さが最近鼻につく。(梅沢さん頭抱えてました🤣)
これは何も言えない😅
いつも詰めが甘いって言われるのちょっとかわいそ面白いです🤣
望まれてるレベルが他の人より高いですからね~。
とりあえず(いいかげん)次こそ頑張って欲しい💧
次回は11月27日です。
梅沢富美男さんの俳句からこちら⭐
うるち米と塩だけで作られた塩せんべいです😋
こちらで4毒抜きという言葉初めて知りました。あと賞味期限長い!🙀



